2019年8月14日水曜日

道を尋ねる

こんにちは。本日の担当の乃森です。
まずはこちらから。

==本日のりんご=======
・凛夏
・祝
・恋空
・シナノレッド
・ジェネバ
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夏の連休も半ばです。
雲の多い日になりましたが、太陽が出ていない分
いくらか暑さは和らいでいる感じです。

では店内の様子を見てみましょう。

本日も夏野菜がたくさんです。
まずはトマトの群れ。



シシトウ、ツルムラサキ、ミョウガも少し、小松菜、
スーパー野菜のモロヘイヤ。


夕顔にスイカです。



カボチャです。
昨日は迎え盆でしたが、お供え用の「おもちゃかぼちゃ」も並んでいます。
お供えではなくても部屋のインテリアにもいけるかもしれません。
時代の一歩先を行く最先端のインテリア、カボチャ。



来ましたよ、カボチャの山の時期が。
やはり隣の台にあふれています。


ナスにキュウリです。
ゴーヤーもありますね。


さて果樹も絶好調。

桃桃桃。



もももももももも。



スモモスモモ。


箱入り桃桃桃。



りんごりんごりんご。



りんごじゃがいもじゃがいも。
デストロイヤーも絶好調。
おいしいじゃがいもです。



さて、昨日は迎え盆でした。
お墓から提灯に火をつけて家まで持ち帰り、
ご先祖さまたちはその提灯の火を頼りに家まで帰ってきます。
最近ではそこまでやる家庭も減りましたが、
我が家ではボロボロ(本当に!!)の提灯を私の息子に託していざお出迎え、と。
しかしながらお墓につくまでにあっちに寄り道、こっちに寄り道、
しまいには提灯で道を這う蟻をバシバシ叩き始める始末。
結局取り上げられお役御免と。
危うくご先祖さまたちは路頭に迷うところでした。
通りかかった人に「私の家どこでしたっけ?」と尋ねられても
真夏の怪談話になってしまいますから。
「あの道を通ると道を尋ねてくる幽霊が出る」
と噂になりかねません。

毎日の生活に追われるといつの間にか、
「いなければ困る」存在だった人たちのことをつい忘れてしまいます。
自分がこの世に誕生したときからもうそこにいて、
自分の世界の一部でもある人たち。
しかし永遠に一緒にいられるわけではありません。必ず別れが訪れます。
自分の世界を作っていた人がいなくなるなんて。
「いてくれなきゃ困るよ」
恥ずかしくて口には出せません。

久しぶりに祖父母の声を思い出しました。
あの声で道でも尋ねてくれないでしょうか。
「家どこだっけ?」

「ぼけてきたかなぁ」と私は少し笑い、
手を引いて一緒に帰ります。

ご先祖さまへのりんごもございます。
お待ちしております。