2018年8月2日木曜日

その年のK君

おはようございます。担当の乃森です。
8月に入っても引き続きの危険な暑さ。
体調管理はしっかりと行いましょう。

涼しい涼しい店内は・・・・・・

桃がずらり

 ずらりと並んだ桃のそばに、ぽつんとたたずんでいるのは、「イチジク」です。

ぽつり

トウモロコシにすももの「ソルダム」。



さて、昨日撮り忘れた方たちです。

います

ちゃんといます

ナス、キュウリ、トマト、夕顔など。



あいも変わらず巨大です

スイカの存在感たるや
 スイカ。
夏の風物詩です。

家庭で包丁できれいに切り分けるのもいいですが、
スイカ割りでバコーンと割ってみたいものです。

私が若かりし頃、地区の子ども会の定番行事がスイカ割りでした。
「右!右!」
「そのまま もう少し!」とみんなでわいわい盛り上がっていましたね。

その年のスイカ割りで、割り役になったのは、私の隣の家に住む
ひとつ年上のK君でした。
目隠しをし、そろりそろりと歩き出したK君は、みんなの声を聞いてか聞かずか、
隣の組のスイカの方に歩みよっていきます。
見ていた周りのみんなも「おや」と思ったに違いありませんが、
あまりにも確かなK君の歩みに、そのまま見守るばかりでした。
ぴたりと足を止めたK君は、握っていた木製バットをここぞとばかりに振り上げ、
ブンと勢いよく振り下ろします。
バットの真芯で捉えられたスイカは、空に花開く花火のようにバーンと飛び散り、
食べられるところをほとんど残さず、見事散り果てたのでした・・・・・。
あの時の一瞬の沈黙は、今でも忘れられません。

あのときK君は、見えていたのでしょうか。
なぜ隣の組のほうに向かっていったのでしょうか。
どうして的確にスイカを捉えることができたのでしょうか。
謎は深まるばかり。

そもそも割る棒は「木製バット(大人用)」でよかったのでしょうか。
準備した保護者のみなさま・・・・・。

スイカ、よく冷やしてお召し上がりください。

お待ちしています。