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2022年1月29日土曜日

『越冬菜(えっとうさい)』販売開始!!

こんにちは。担当の乃森です。
まずはこちらから。

==本日のりんご==========
・無袋ふじ
・シナノゴールド
・スリムレッド
・ピンクレディー
=====================

ここしばらくは降雪も少なく、過ごしやすくなっていましたが、
久しぶりに除雪隊の出動がかかりました。
そうは言ってもこの前までの大雪にはほど遠く、積雪はそれほど多くありません。
本日は曇り、または雪の一日。時々日差しも出てきています。

さて、先日雪の中から掘り出してきた雪中貯蔵の野菜たち。


本日から満を持して販売開始です。


今回で3回目となります『越冬菜』。
雪の中でみずみずしく、甘くなっております。
ぜひお試しください。




その他、お店の様子です。

りんごは無袋ふじがメインです。


訳あり品やラ・フランス。


シルバーベルという西洋梨も並びます。



これは栽培量の少ない希少品「ピンクレディー」というりんごです。
許可を受けた生産者のみが栽培でき、山形県ではわずか数名です。
海外で人気の甘酸っぱいりんごです。


黄色いりんごはシナノゴールドです。


バラ詰めりんごです。
数もかなり減ってきました。


野菜たちです。
ハウス栽培のレタスが出ています。


ネギ。


促成栽培のタラの芽です。
春の恵みはまだ遠く、山の雪が解けるのはいつになることか。


アスパラ菜、リーフレタスです。


ルッコラが出ていますね。
ピリッと辛みのある野菜です。サラダなどでどうぞ。


こちらも春が待ち遠しくなる桜です。
啓翁桜です。綺麗な桃色の花が寒い冬を彩ります。


さあ、本日から販売開始の『越冬菜』。
このコロナがなければ、試食を置いてまずは味わっていただきたいところ・・・。
さらに追い打ちをかけるように27日から山形県はまん延防止措置が取られています。
お客様の足も相当鈍くなることが予想され、本当に辛い所です。

感染症の勢いは止まりませんが、
基本的な感染症対策を引き続き講じながら営業を行っております。

みなさまもどうぞご安全にお越しください。
お待ちしております。

2022年1月27日木曜日

『越冬菜(えっとうさい)』掘り出し終了

こんにちは。担当の乃森です。

第3回となります雪中貯蔵野菜『越冬菜』の掘り出しが先ほど完了しました。
今年は昨年ほど手こずることなく、すんなりと終了です。

昨年は雪山にどんどん雪が降り積もり、
かなりの重量となって中のコンテナを押しつぶしてしまったことから、
今年は雪が降る度に削り落とし、荷重がかからないように考慮しました。
その作業をやっているのは・・・もちろん私です。


かなりコンパクト。
これなら掘り出しも簡単です。

さっそくスコップで削っていきましょう。


あれ?あれれ?
く、空洞が・・・。


思っていたよりも雪が密着しておらず、側面の雪壁とコンテナの間に空洞が。
大丈夫でしょうか。


埋め込みの時に側面の雪を固めなかったのが原因でしょうか。
それとも埋め込みの次の日に雨が降ったせいでしょうか。
詳細はわかりませんが、肝心なのは中の野菜の状態です。

とりあえず上の雪をどかしていきましょう。





ちらり。


おお。おお!!
ばっちりです。
コンテナ潰れもありません。


ちょっと試験的にりんごも入れてみました。


少し食べてみましょう。

パリパリ。シャキシャキ。

大根のみずみずしさといったら、たまりません。
人参、キャベツは口の中で甘さが広がります。

雪の中で寒さに当たった野菜たちは、
自らの体を凍結から守るため、細胞内に糖を作り出します。
砂糖水が普通の水と比べて凝固点が低い、
つまりなかなか凍らないのと同じ原理を用いて野菜たちは身を守る訳です。
その結果、細胞内に糖が増えるので、食べると甘いということですね。
また雪の中は湿度が高い状態が保たれるので、乾燥を防ぐどころか、
乾き気味だったものは水分量を取り戻す以上に、みずみずしく変化します。

とにかく野菜にとってはいいことしかない雪中貯蔵。
雪国の昔からの知恵のすばらしさに改めて感心する次第です。

さあ、この野菜たち。
この週末の29日(土)、30日(日)と期間限定で販売されます。


道の駅あさひまち『越冬菜』。
ぜひご賞味ください。
よろしくお願いいたします。

2021年2月10日水曜日

雪中貯蔵野菜「越冬菜」販売いたします

こんにちは。担当の乃森です。
いよいよ明日から雪中貯蔵野菜「越冬菜」の販売が始まります。

雪国の昔からの知恵として、野菜などの雪中貯蔵があります。
現代では便利な冷蔵庫がありますから、
わざわざ雪の中で保存する必要はないと思われるでしょう。
しかし電化製品の冷蔵庫は温度や湿度にわずかなムラが生じるため、
野菜を一定の状態で保つことが厳密には難しくなります。
冷風で乾燥が進んでしまうことも弱点です。
それに比べ雪の中は零度を下回らないぎりぎりの温度が保たれ、
湿度も90%以上を保ったまま一定です。
「乾燥しない低温状態」がずっと続くわけです。
その環境が野菜などの保存にとても適しているのです。

雪中貯蔵の利点はそれだけではありません。
「野菜を長く保つ」というのが本来の目的ですが、
雪の中に保存した野菜にある変化が起こっていたことに人々は気がつきます。
それは「野菜のおいしさが増す」ということです。

寒さに当たった野菜たちは自らの体を凍結から守るため、
細胞内に糖を作り出します。糖の混じった細胞は凍りにくくなるのです。
ただの水道水よりも砂糖を溶かした砂糖水の方が
凝固点が低くなることからもわかりますね。
つまり、野菜たちの自己防衛作用が野菜を甘くするということです。

昨日、掘り出しを終えた「越冬菜」たち。


掘り出した後に糖度を計ってみました。


一部、下降していたものもありましたが、
ほとんどの品目で糖度の上昇がみられました。
実際に食べてみるとはっきりと甘さを感じることができます。

そしてなによりもみずみずしい。
湿度の高い状態の中におかれているため、雪から水分をとり込むようです。
さらには味の「粗」が取れたような雑味のないすっきりした味わいに
変化しているように感じます。
アミノ酸類の変化が関係しているようですが、これを「熟成」と捉える人もいます。
詳しい科学的な解明を行った人がいるのかどうかわかりませんが、
実際に食べた感触では野菜に変化が起こっていることは実感できます。

さて、こちらは一昨年に販売を行ったときの画像です。

にんじんの甘さ、


大根のみずみずしさ、


キャベツの甘さ、


それをまずは体験していただきたいと、
試食をご用意して販売を行いましたが、今年は感染症がはびこるこの状況です。
残念ながら試食をご用意することができません。

みなさまどうぞ、騙されたと思ってまずはおひとつ。
生のまま食べていただくと、みずみずしさ、甘さを感じることができると思います。

道の駅あさひまち「越冬菜」。
第1回目の販売は明日2月11日(木・祝)から開始です。
どうぞよろしくお願いいたします。

2021年2月9日火曜日

「越冬菜」掘り出し完了

こんにちは。担当の乃森です。 

本日の天候は大荒れ。冷たい風と吹雪。
その中で掘り出してまいりました。


今回雪の中に野菜を埋めた会員さんたちが集まり、
ひとまずの挨拶も特になく、いきなりの掘り出し開始です。


せいや、せいやと掘り進みます。
上に積もっていた雪は比較的簡単に掘り崩せましたが、
足元の方がガチガチの氷です。なので上から攻めていきます。


うわっと、ブルーシートが見えてきましたよ。


ゴールは近い。
掘り出せ掘り出せ。


もうブルーシートを取ってしまえっ!!
出てきました出てきました。
今回スペースを埋めるために、指導の先生の家のりんごも埋めていました。
見えているのが一番上の段ですね。


まだあと2段下に重なっています。
キャベツなんかも見えますね。


コンテナたちを取り出していきます。


キャベツ、大根、にんじん、白菜、これだけの数が埋まっていました。


試食も兼ねて、野菜たちの糖度を計ってみます。
埋め込みの時と比べてどうなっているか。


寒さに当たった野菜たちは、自分の体を凍結から守るために、
細胞内に糖などを増やしていきます。
それが「甘く」なる秘密です。
また雪の中は湿度が100%近くあり、温度も0度を下回りません。
しかも湿度、温度が一定を保っているため、
安定した状態で野菜たちを置くことができます。

糖度測定の結果、一部で下降が見られましたが、
概ね上昇している結果となりました。
実際に食べてみると、確かに甘い。
甘いというイメージがあまりない大根ですら甘い。
さらに特筆すべき点は、水分量です。
大根は包丁で切っている音から違います。
生でそのまま食べてみると、じゅわっと染み出てくるかのようなみずみずしさ。
出てくる言葉は「大根うまい」。
本当にこの一言です。

雪国では古くから雪を使った貯蔵が行われてきました。
野菜をおいしく、長く保つ。
現代の冷蔵庫を持ってすれば簡単ですが、
雪を使った貯蔵はそれをはるかにしのぎます。

皆さまもぜひこのおいしさを体験してみてください。

本日掘り出した野菜たちは「越冬菜」の名を冠し、
2月11日(木・祝)から店頭で販売を行います。

道の駅あさひまち「越冬菜」。
どうぞよろしくお願いいたします。

2020年12月29日火曜日

第2回 道の駅あさひまち「越冬菜」

こんにちは。担当の乃森です。
開店前からの一仕事を終え、眠気もひとしおの私です。

本日、「越冬菜」の埋め込み作業が無事終了いたしました。

唐突に何を言い出すのだとお思いでしょう。
それもそのはずです。
昨年は記録的な雪不足のため、あえなく中止となり、
前回が2年前になります。
しかも今年でまだ2回目という若い事業です。
まだほとんど知られていないのは当然です。
「越冬菜」は「えっとうさい」と読みます。

冬場は必然的に野菜類の出品がグッと減ります。
しかも朝日町は雪の多い地域ですから、
ハウスで野菜を栽培するという方もそれほど多くありません。
では冬場の野菜不足をどう解決するか・・・。
そこで出てきた案が野菜の「雪中貯蔵」です。

野菜の雪中貯蔵は雪国では昔から行われてきた農家の知恵です。
電気で動く冷蔵庫は温度や湿度にムラがありますが、
雪の中は冷蔵庫とは違い、零度近くの温度と一定の湿度を保ったままです。
その為野菜に無駄なストレスを与えることなく、長期の保存が可能となります。

さらに雪中貯蔵の優れた点は単に長期保存だけではありません。
雪の中でじっと眠る野菜たちには驚くべき変化が現れるのです。

零度近い寒さにさらされた野菜たちは、
細胞内に「糖」を出し、凍結から身を守ります。
砂糖水が純水よりも凝固点が低いことからもわかりますね。
自らの体を守るための野菜たちの行動が
結果的に野菜自体に「甘さ」をもたらすのです。

2年前の「越冬菜」は大成功となりました。
今年は2回目。前回の埋め込み方法から少しやりかたを変えて挑戦です。

前回は平たく並べましたが、今回はこのように囲いを用いて高く積み上げる方法です。


コンテナを積み上げます。




ブルーシートで覆って、あとはここに雪をかけていきます。


カメラ係の私が除雪機を操作したので、残念ながらその様子の画像がありません。
ガガガガガっと、ドババババっと雪をかけ、雪をかけ、
はい、こうなりました。


コンテナたちがすっぽり雪の中へ。
こうなるまでに結構てこずっています・・・。

さあ、もう一山です。


そして私がたどたどしい手つきで除雪機を操り・・・。

うわっなんだ!!


突然、強力な助っ人が!!


会員さんが巨大トラクターを持ってきてくれました。
ドババババーっと。
今までの私はなんだったんだというくらい。
乃森、お前の力など耳カス程度だぞと言わんばかりに。


あっと言う間にふた山目が終了・・・。
ありがとうございます。来年もよろしくお願いいたします。

こうして無事野菜たちは雪の中へと入りました。


これからしばらく野菜たちは雪の中でお休みです。
掘り出しは1か月以上先。
さあ、野菜たちの運命やいかに・・・。

道の駅あさひまち「越冬菜」です。
みなさまどうぞよろしくお願いいたします。