2023年1月31日火曜日

店内食堂 臨時休業のお知らせ

本日1月31日(火)2月1日(水)の2日間、
店内の軽食コーナー(食堂)は、
設備点検のため臨時休業となります。

ご不便をお掛けいたしますが、
ご理解とご了承のほどよろしくお願いいたします。

りんごの森 ふくろう村 

2023年1月30日月曜日

弾ける品種

こんにちは。担当の乃森です。
まずはこちらから。

==本日のりんご========
・無袋ふじ
・シナノゴールド
・王林
・スリムレッド
・ピンクレディー
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冷え込みの強い朝です。素のままでは手がかじかむくらいの冷たい空気です。
実際、凍り付いたゴミ箱の扉を、お湯で溶かして開け、
中身を交換してから扉を閉めようとしたところ、
先ほど溶かしたばかりの扉の取っ手が、凍り付いて回らなくなっていました。
そのくらいの寒さです。
しかし、現在は日差しも降り注ぎ始めました。


それでも景色は寒々とした氷の世界。


さらに午後から夜にかけては再びの雪、だそうです・・・。
一番寒いとされる大寒を過ぎたばかり。
厳しい冬はまだまだ続きます。

ではお店の様子です。
黄色いりんごの「はるか」は、そろそろ終わりのようです。


小ぶりのりんご「スリムレッド」と、
珍しいりんごのピンクレディー。
オーストラリアで生まれたりんごで、ピンクレディーは商品名。
品種名は「クリプスピンク」と言います。


西洋梨です。


無袋ふじ。



箱入りも少なくなりました。


バラ詰めりんごです。


野菜はやはり少ないです。
レタス、アスパラ菜、青菜は、ハウス栽培です。
雪の多い地域でのハウス栽培は、なかなかに大変です。
昨年は大雪で倒壊したハウスが多数出ました。


ほうれん草もハウスでの栽培ですね。
タラの芽は促成栽培です。


大根、白菜、長ネギも少し。


ポップコーンの素は通年出ていますよ。
朝日町産のトウモロコシです。


いろいろなところで目にするポップコーンにも実は種類があります。
弾けると丸くなるマッシュルーム型と、弾けると開くバタフライ型。
お店に並ぶのはバタフライ型のポップコーンです。

さらに言うと、
ポップコーンに適したトウモロコシしかポップコーンになりません。
「甘味種」のスイートコーンではだめということです。
ポップコーンに適した品種は「爆裂種」と呼ばれます。
爆裂種。
名前が、名前がカッコいい・・・。
意味もなく言ってみたくなりますね。

「おはようございます。今日の気温は一段と爆裂種ですね。寒い寒い」とか、
「昨日のドラマの最終回、最後の15分の展開が超爆裂種でびっくりした」とか、
「あの人は、そういうときになると爆裂種だから。あんまり気にするな」とか、
「すみません、注文お願いします。特製中華そばを、爆裂種で」とか、
言ってみたい。

本日もりんごの森は爆裂種で営業中です。
お待ちしてしております。

2023年1月29日日曜日

雪の縁石

こんにちは。担当の乃森です。
まずはこちらから。

==本日のりんご============
・無袋ふじ
・シナノゴールド
・はるか
・王林
・スリムレッド
・ピンクレディー
=======================

 一向に降りやみません。
最強寒波は終わったようですが、強い寒気がいつまでも居座っています。
本日も開店前からせっせと雪片付けです。


駐車場に停まっていた車を避けたのでしょう。
入口前のスペースからさらに駐車場へ15メートルほど入った、
面積にしてかなり広い部分が除雪されておらず、
本日はそこまで除雪をやる羽目になりました。
車が走れないほどの積雪ではなかったので、
放っておいてもよかったのですが、
「除雪ホイールローダーの通った跡」だけは片付けなければいけません。

どういうことかお分かりになりますでしょうか。


先っぽのバケットというかブレードでしょうか、
これでガーっと雪を一気に押し集めるわけです。
そうするとどうしても脇から雪がこぼれていきます。
このこぼれた雪が塊になって、ローダーの通った道筋に沿って、
ずっと連なるわけです。
雪の塊で縁石ができるような感じです。


こんな風に雪の塊がずーっと続いています。
ここにはちょっと車を突っ込む心境にはなれませんし、
硬かったりするので、無理に行きたくはありません。

その雪の縁石も除雪機で飛ばさなければいけませんでした。

私はすでに疲労困憊です。
昨夜帰宅後、自宅の敷地の雪片付け。
今朝早朝から自宅の敷地の雪片付け。
出勤後、お店の敷地の雪片付け。
そして何故か駐車場の広い範囲を雪片付け。



さて、帰りたい。

というわけにもいきません。

本日は出品者の方も少なく、商品も少なめですね。







野菜もそれほど多く出ていません。
日曜日なので少しは多く出るかなと思いましたが、
雪降りの日はやはりどうしても。





少しでも気持ちを明るくしようと、啓翁桜の様子を見てみました。

おや、少しだけ花が開き始めています。


啓翁桜は山形県が出荷数で日本一です。
日本全国で楽しんでもらえているんですね。

咲き誇る桜を思い浮かべて今日は一日頑張りましょう。
春が待ち遠しい。

雪の縁石は私がどかしておきました。
車の運転は十分にお気をつけてお越しください。
お待ちしております。

2023年1月28日土曜日

ひと雪去って、またひと雪

こんにちは。担当の乃森です。
まずはこちらから。

==本日のりんご=========
・無袋ふじ
・シナノゴールド
・はるか
・王林
・スリムレッド
・ピンクレディー
====================

最強寒波の置き土産を、せっせせっせと片付けて、
ようやく始末がついたと思ったら、息つく暇もなくまた雪です。



・・・・。
はぁ。
・・・・。
はああ。

出るのはため息と灯油につぎ込むお金。
入ってくるのは肺に入ってくるキンキンに冷えた空気のみ。

ではお店の様子です。

西洋梨です。
大きなやつはシルバーベルですね。そしてラ・フランスも。


黄色いりんごたち。
はるか、シナノゴールド、王林。


無袋ふじ。


こちらは小ぶりのりんごスリムレッドと甘酸っぱいりんご「ピンクレディー」です。


こちらは無袋ふじです。


お得な訳あり品もどうぞ。


野菜たちです。
キャベツ、大根、長芋です。


ほうれん草ですね。


タラの芽。促成栽培です。
山のものは春が来てから。
春よこい。早くこい。本当に早くこい。


干し柿とキウイです。


アスパラ菜と、隣は青菜ですね。
漬物などに使いますが、今の時期はハウスで作るしかありません。


レタス、小松菜、プチヴェール。
プチヴェールは芽キャベツの仲間です。
掛け合わせの親は青汁でおなじみの「ケール」ですよ。


ウサヒのグッズもどうぞ。
akouさんの編みぐるみウサヒは人気です。


ジュースの棚からヒョッと抜いてみたら、
ピンクレディーのジュースが出ていました。


珍しいピンクレディーのジュースです。
昨年はもう少しスリムな瓶に入っていましたが、
今年は1L瓶での販売です。爽やかな酸味が感じられるジュースですよ。


では最後に、昨年3月の穏やかな一日の画像を見て、
心を落ち着けたいと思います。
ではどうぞ。


これは、思い出したくもない昨年2月の大雪の画像でした。

こちらですね。



早くこういう状態にならないでしょうか。
昨年の3月。あと1か月半の辛抱で、この状態に。

雪道の運転には十分にお気をつけてお越しください。
圧雪状態で滑りやすいところもあります。
お待ちしております。

2023年1月26日木曜日

寒波への手紙 令和五年

前略、寒波くん。担当の乃森だ。
まずはこちらから。

==本日のりんご==========
・無袋ふじ
・シナノゴールド
・はるか
・王林
・スリムレッド
・ピンクレディー
====================

今年はまた随分と力が入っているじゃあないか。
突然顔を出した先月のことといい、昨日のことといい、
酷い癇癪を起したような力の入れようだ。
それであまりにムキになったもんだから、
今日はちょいとばかりお休みというわけかい。
それでもこの有様だ。朝から機械を動かしてやっと片付けたところだ。


最近は随分と朝仕事が堪えてね。できれば雪片付けなんぞやりたくはないのだが、
それでもお客というものが来る。来る以上は足元は綺麗にしておかねばなるまい。
だがお客が来ると言っても、君が現れた日にはからきしでね。
ご覧。あそこに停まっておるのはお客じゃあない。
君のいたずらに付き合わされて荷車の雪を捨てておるのだ。
お客が来ないのに、朝仕事はしなければいかん。
本当に君が来ると碌なことがない。


そうそう、お客と言って分かるであろうが、
私は相も変わらず林檎売りをしておる。
最近は「はるか」という黄色いりんごがもてはやされてね。
綺麗な顔色をした甘い林檎なのだが、
よかったら君も一度食してみるといい。





それにしても昨日の君ったら一体何だい?
暴風という者まで連れておったではないか。
君との付き合いも随分と長いが、私はね雪が「踊る」のを初めて目にしたよ。
踊り狂うとは真にあのことだ。
ヒラヒラ落ちるものとは比べ物にならんくらい品がない。
あれも暴風という奴の仕業であろう?
西の方ではそのせいで随分と被害を蒙ったそうだ。
それが旧知の友たちの振る舞いだと思うとね、
いたたまれなくなる。少しは私の立場も考えてみてはくれまいか。
いいかい。いつからの友人か知らんが、暴風という奴とは縁を切ったほうがよい。

見たまえ。あまりにも粋がって吹き付けてくるものだから、
私は慌てて外に並んでおった林檎を中に引っ込めた。


丁度箱の林檎の数も少なかった故、なんとか置く場所はあったが、
もしここが一杯であったら、あの容赦ない風雪にさらしておくしかなかったのだ。


しかし、何故さらす羽目になったと思うかね?
君の連れてきた暴風というやつのせいだ。
ご覧。左の軒下にはビニルの幕があろう。
あれで雨風を避けているのだが、右手には幕がないであろう。
私も一応店を守らねばならんのでね、ビニルの幕はしっかりと引いておったのだが、
気がついてみれば、なんと全て千切れておるではないか。
これでは外の林檎を風から守れるわけがない。
それで中に引っ込めたというわけさ。
あの暴風という奴は私は好かんね。悪さが過ぎる。


お店の野菜なんぞはほとんど出てはこん。


これはキウイというやつだ。
ここでも作れるとは思ってもみなかったであろう。


干し柿も並ぶが、私は少しばかり苦手でね。


あとはこの程度だ。


そうだ。見たまえ。タラの芽も並んでおるのだ。
春の前にタラの芽を作ってしまおうという賢い人もおってね、
春を待たずに出てくるのだ。


君の顔を見ると、春が待ち遠しくて仕方がないのだが、
春には筍も出るのは知っておろう。
それを塩で漬けておいたものも出てきた。


これはこれで旨いのだがね、私は春にお顔を出したもののほうが好いておる。
君には悪いが、春が待ち遠しい。

そろそろ君も帰るのであろう。
いいかい。あの暴風だけはもう連れてこないでくれたまえ。
私は君の相手だけで精一杯なのだ。

さて、君がいなくなるとなると、
私としては清々するが、まあ君との腐れ縁が切れるわけでもあるまい、
また来月あたりにひょっこり現れ、
その時は君の相手もしてやらなねばならんだろう。

土産に凍み餅なんかどうだい。
これでもつまみながらゆっくりするといい。
今回の君はいささか力が入りすぎなようだからね。


君への手紙を書き終えたなら、
私は少し店を見て回らねばならぬ。
君のいたずらで悪くなった所がないかも見なければならんのでね。

ではいずれまた会おう。