2020年4月21日火曜日

裏山の話

こんにちは。担当の乃森です。
まずはこちらから。

==本日のりんご======
・無袋ふじ
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空一面雲に覆われています。少し雨も落ちてきていますが、
それほど寒さはありません。開店間もないのですが、
すでに閉店前のような薄暗さです。
気分も晴れませんね。

ではどんより火曜日のお店の様子です。

見てください。少し減っています。
やればできるじゃないですか。さすが本格カレーです。


りんごも店内に並んでいますよ。
りんごは終盤の終盤の終盤です。


本日はマスクがたくさん入荷しています。
この画像を収めた後にさらに入荷が。


豆類に乾物です。
これさえあれば非常時でも大丈夫。


お米です。
これこそ「これがあればなんとかなる」の代表格。
太るとか言わずにお米食べてくださいね。


ダチョウの卵・・・。
もし非常時にこれを供出されてもなかなかどうして。
ただし量は十分です。


りんごジュースやラ・フランスジュースが多く並びますが、
こちらのようなジュースもございます。
山ブドウ100%のジュースです。酸味が体に染み渡る。


最近新しくドライフルーツが入荷しています。
りんごの町朝日町ですからりんごチップはたくさん出ていますが、
ラ・フランスやイチジクなどは珍しいですね。
ぜひお試しください。


山の恵みは続々と出てきます。
花わさびや行者ニンニク。


シイタケも出てきていますね。


ウド、水菜、二十日大根、キャベツ、ネギ。
種類も豊富です。


コゴミです。
これを巨大どんぶりに入れて腹がはち切れるまで食べてみたいです。
死ぬまでに実現できるでしょうか。
まあ、自分で採りにいけばできなくもありませんね。

山よ ありがとう

山に分け入るには体力も時間もありませんが、
まだ力強く緑が山を覆わないこの時期は
普段はわからない山の姿を目にすることもできます。
我が家の裏の山は夏になると小笹の群集であふれかえり
入っていくのも大変になりますが、
今の時期は枯草と丈の低い若草しかないので簡単に入っていくことができるのです。
いつの頃か興味をひかれた私は裏山に入っていきました。
どんどんと上り進めていくと驚きの光景が。
ただの山だと思っていた裏山には農道があり、水を流す側溝があり、
山の奥深くにはなんと畑地が広がっていたのです。
今はすっかり「限界の限界の限界集落」となってしまった私の地区ですが、
決して裕福ではなかったにしろ、
わずか数十年前まで山と共に生きていた先人たちの生活の営みが
私の胸を打ちます。
今ここで山を切り開いて畑を作れと言われたら
私にできる自信は全くありません。ただただ感服。

妻の祖父が切り開いた山の畑に今年もワラビが顔を出します。
ここも守っていかなくてはいけないか、と密かに思いつつ、
なんだかなんだと言い訳ばかり。土地のご先祖様に怒られてしまいそうです。

では本日も「うつらない うつさない」。
山形県内の感染がこれ以上広がらないように
ちょっとした心がけひとつです。
どうぞご安全にお越しください。
ご来店感謝申し上げます。