こんにちは。担当の乃森です。
まずはこちらから。
==本日のりんご==========
・つがる
・あかね
・さんさ
・ブラムリー
・未希ライフ
・シナノドルチェ new!!
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休日が終わり曇りの月曜日です。
毎週のことながら日曜日の賑やかさからは打って変わって静かな店内です。
月曜日にしては入荷もそこそこです。
ではお店の様子です。
昨日パラリンピック・オリンピックの全工程を終えたTOKYO2020。
それに合わせるかのように「朝日町2020桃リンピック」も終幕か・・・。
パック詰めは硬い桃の「美晴白桃」のみです。
訳あり品、贈答品は「伊達白桃」が中心です。
黒ブドウが中心ですが、珍しい赤ブドウも出てきています。
俵型をした実は皮が薄く、そのまま食べることができます。
栽培が少し難しい品種のようです。
「さんさ」の隣に並ぶのはどうやら新顔のようです。
「シナノドルチェ」というりんごです。
名前からわかる通り長野県生まれのりんごで、
りんごらしい甘酸っぱさを楽しめます。
こちらは酸味が強めの「あかね」。
ナスとキュウリですね。
毎年入荷はそれほど多くはありません。
さて、りんごの産地として知られる朝日町ですが、
桃と同じく梨などの農産物ももちろん栽培されています。
こちらには和梨が並び、
西洋梨が並ぶとどうしてもラ・フランスと思われがちなのですが、
こちらは「オーロラ」という西洋梨。
アメリカで生まれ、80年代に日本へ導入されたようです。
果汁も多く、とろけるよな食感を楽しめます。
”西洋梨”と言えど、”日本生まれ”の品種も多く、こちらもそのひとつ。
ところで、西洋梨は食べごろが重要です。
収穫したてで実が硬いうちは、食感も味も全然です。
しばらく置いて「追熟」させる必要があります。
特にラ・フランスは追熟の過程が見えづらいので、
食べ頃の見極めにひときわ苦労するのですが、
先ほどご紹介した「オーロラ」や「ジェイドスイート」などはなんとも親切。
追熟が進むと緑色の果皮が黄色く変化していきます。
この黄色く変化した時が食べごろです。
このように西洋梨の多くの品種では「果皮色の変化」があるため、
食べ頃がわかりやすくなっています。ああ、よかった。
ラ・フランスは一体どうして頑なに顔色を変えないのでしょう。
本当に食べ頃の見極めが難し過ぎます。
一番の代表格だというのに、いつ食べたらいいかわからないとは。
他の西洋梨を見習って黄色くなってくれてもいいものを。
人間だってちょっと体調が悪い時は、顔が青白くなったり、
怒りに任せて興奮している時は、顔が赤くなったりしますからね。
私に至っては、二日ほど前から顔面が蒼白です。
決して深刻な体調不良というわけではありません。
九月に入ってまだ一週間もしないうちに、己の欲望に身を任せるまま
九月分のお小遣いの大部分を使ってしまったのが原因です。
本日も財布の中を見て絶望し、また真っ青な顔をしているわけです。
「あっ、乃森のやつまた小遣い使っちまったな」と
非常に分かりやすい顔色となっているわけです。
あの時、酒屋の前を通らなければ・・・。
お待ちしております。