2019年7月7日日曜日

七夕

こんにちは。本日担当の乃森です。
雲が厚く覆った空模様です。その分暑さは和らいでいます。
本日は「七夕」ですが、この調子だと織姫と彦星も見えそうにありません。

では七夕の本日、「七ヶ浜デー」も開催中の店内の様子です。

サクランボです。久しぶりにずらりと並びました。
隣の寒河江市などでは実をつけた木はほとんど見られません。
サクランボも終わりです。こちらの紅秀峰もこれで終わりくらいでしょうか。



こちらはナポレオンと大将錦です。


野菜もテーブルいっぱい並びました。
ブロッコリーにナス、インゲンなどがあります。
梅も並んでいます。



ツルムラサキに今頃フキが並びました。


キュウリにキクラゲにズッキーニ。


赤しそです。梅と併せてどうぞ。



ブルーベリーもあります。
熟した実は甘い甘い。



さて、魚たちです。



 すじこ、たらこ、めんたいこの他に今回はイカが入りました。



サバが並んでいます。隣にはちょうど時期になるウナギが入りました。
私は昨年、結局ウナギは食べれませんでした。思い起こせばその前の年も・・・。

外に出てみると少し肌寒い感じもします。
少しだけ日が差してきましたが、この雲は夜には取れるでしょうか。


願いよ とどけ

天の川を挟んで離れ離れになってしまった織姫と彦星。
今この時期はまだ梅雨も明けていないことが多いので、
悲運の二人をなかなか仰ぎ見ることができません。
それはなぜかというと、新暦の「7月7日」に七夕を当てていることが
要因の一つでもあります。

昔に行われていた七夕は旧暦の7月7日です。
現在では今からおよそ一か月後の8月7日ころにあたります。
そのころには梅雨も明けて晴れる日も多く、
星空が見える機会もたくさんありました。
この旧暦と新暦の混在はお盆にも当てはまりますね。
7月15日にお盆という地域もあります。
旧暦はある程度季節に合わせた理にかなったものがありますが、
近代化によってそれも意味をなさなくなりました。
旧暦と新暦はとてもややこしいです。

ところで織姫と彦星ですが、織姫はベガ、彦星はアルタイルという星です。
夜空を2次元平面でとらえていた昔の人々は、
天の川を挟んで隣り合う二つの星に、
たくましい想像力で、織姫と彦星の話を与えました。
科学の力が及ばないことで、人間らしい神話的思考が働いた典型的な例です。

しかしながら科学が入り込んでしまった現在では
星の姿はだいぶ違って見えます。
平面上では隣合う織姫と彦星ですが、
実際は織姫(ベガ)の方が、地球からずっと遠くに位置しています。
見かけよりも二人はずっと遠くに離れているわけです。
二人の間の距離はおよそ15光年くらい。
光の速さで15年かかるほどの距離の隔たりがあるわけです。
この距離では一年に一回会うことはできませんね。
こう考えてしまうと七夕の雰囲気も一気にさめてしまいます・・・・。

やはり空を見上げて織姫と彦星に思いをはせるほうが、
なんだか心地いい気がします。

私の願いも届くでしょうか。
「一億円が空から降ってきますように。
 できれば周りに人が誰もいないときに降ってきますように。
 欲を言えば持ち運びやすいようにスーツケースもお願いします。
 さらに欲を言えばもうスーツケースに入れた状態でお願いします。」

願いよとどけ。
お待ちしております。