2021年4月22日木曜日

アースデイ

こんにちは。担当の乃森です。
まずはこちらから。

==本日のりんご=========
・無袋ふじ
・ピンクレディー
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本日も気持ちよく晴れています。
朝の寒さはもうなくなり、暖かな日差しが届いています。
辺りを見回すと野草が花を咲かせ、田畑も一面緑色に。
生き物たちが生き生きと活動を始めています。

それに合わせるかのように、お店の商品も増えてきています。
お店の様子を見てみましょう。

ウドです。露地物も出てきましたよ。
赤いウドはハウス栽培のウドです。光を当てずに育てた軟白栽培ものです。
見た目の違いが面白いですね。


こちらは「うこぎ」です。


江戸時代に米沢で導入が推奨され、第一に生垣として利用し、
いざとなったら「食べられる」という発想。
草も食べる山形人と言われますが、
言い換えれば上手に自然の恵みを生かしているということでしょう。
ご飯に混ぜ込んで「うこぎご飯」としてもよく食べられます。


さてさて、「彼」の季節がやってまいりました。
名前がイケメンのあの山菜です。


ご紹介しましょう。
「イワダラ」です。


ああしまった。イケメンじゃないほうの別名で紹介してしまいました。
イケメン的な名前は「ヤマブキショウマ」といいます。
名前はカッコイイんですよね。いかにもアイドル。
適当に漢字を当ててみましょう。
「山吹翔真」
ほら、アイドルグループにいそうじゃありませんか。

ヤマブキショウマはあまりクセのない山菜で食感もよく、
お浸しや天ぷらなどいろいろと使えますよ。

こちらは花わさびです。
我が家の近くにも顔を出していました。去年は見かけなかったような・・・。


コゴミがすごい勢いで出てきました。
ここ数日で出品量が激増。私、全部食べてもいいです。


茎立ち、春菊、わさび菜。


赤コゴミ、西洋わさびも並びます。
赤コゴミは青コゴミに比べると出品量が少ないですね。


小松菜、レタス、水菜、行者ニンニクです。


山の恵みは増えるばかりです。
厳しい冬を越えていい季節になりました。

一方、りんごは終盤も終盤。
あとどのくらい残っているでしょうか。


冬が終わり、山菜の季節になると、
いつも自然の壮大な営み、山の力強さを感じます。

本日4月22日は「アースデイ」です。
地球環境について考える日ということで、提唱されたのが今から50年ほど前のこと。
半世紀以上前から地球環境に対する危機意識があったということですね。
しかし、半世紀以上が経っても、私たちを取り巻く問題は深刻さを増すばかりです。
一気には解決できません。
じわりじわりと意識の変革が進むのを時間をかけて継続させていくしかありません。
私が生きている間にようやく「脱炭素社会」が
見え始めたくらいになるのではないでしょうか。

ただ悠々と佇む山を見ると、
その力強さに圧倒され、言葉を失うことがあります。
鳥が歌い、動物が駆け回り、山菜が顔を出す。

青コゴミをプチっと手で折り取る。
毎年毎年、そこに顔を出す青コゴミ。
命とエネルギーの循環。
なんだかな。ただただすごい。

お待ちしております。