2021年6月6日日曜日

一年ぶりに現る

こんにちは。担当の乃森です。

曇り空の日曜日です。
本日6月6日、いよいよ山形県で聖火リレーが開催となります。
もっと気持ちよく晴れていれば申し分なかったでしょうが、
日差しに照らされない分熱中症のリスクも減りますし、
なにより雨が降るよりはましです。
これでようやく県内もオリンピックの機運が高まってくるでしょうか。

オリンピック開催まで50日を切った中ではありますが、
依然として全国で中止論が声高に叫ばれ、
多くの人が「この状況でやる?」と思っているのは間違いありません。
しかし実際に始まったら始まったで、恐らく普通に盛り上がってしまうのが
日本人というものでしょう。これも間違いありません。
医療に関わる方たちにはさらに大きな不安や苦労が重くのしかかるはずです。
ですが、始まったら始まったで、きっと盛り上がってしまいます。
なんだかんだ言いながら、最終的には「開催してよかった」となるでしょう。
間違いありません。これが日本人です。
オリンピック「中止」はありません。議題にも上りません。
ですからひとりひとりが感染予防策を徹底し、感染を広げないことが重要です。
盛り上がってもいい。ただ感染対策がすべてにおいて勝ります。
本日、明日の聖火リレーが無事に終わることを願います。

前置きが長すぎました。お店の様子です。

さくらんぼの販売が始まりましたが、本日の入荷は少ないです。
早生種の「紅さやか」です。甘酸っぱいさくらんぼです。


ワラビがまだ出てきています。
恐らく早々に売り切れとなるでしょう。まだまだ需要があるようです。


アク抜きワラビが数日振りに出品となりました。
ですが本日で終了とのことです。最後です、お早めに。


本日は中竹(淡竹)がたくさん出てきました。
アク抜き不要ですので、茹でるだけ。使い易いのでこちらの方が好きという方も。


細竹も数日振りにお目見えです。


フキとミズが少しだけ。
フキはスジ取りが少し手間ですが、ほろ苦さが大人の味です。


野菜たちも増えてきましたね。
アスパラガスとニンニクの芽、サヤエンドウが新たに登場しております。


三つ葉とズッキーニ、カブが並びます。


リーフレタスです。


こちらには春菊、ほうれん草、オカヒジキが並びます。


オカヒジキは山形県で多く栽培されており、
地域によっては伝統野菜として扱われています。
茹でてから辛子醤油をとからめて食べられることが多く、
シャキシャキとした食感が特徴です。


隣りにニラもいましたね。

さて、昨日なぜかご紹介し忘れていたものがありました。
夏季になるとお店に並ぶ「川魚の黄金揚げ」です。


川魚をカリッとサクッと揚げて、砂糖醤油で味付けをしたものです。
本日は「ヤマメ」です。これから「ハヤ」という魚のものも出てきますよ。
摂取カロリーを考えるとちょっと恐ろしいことになるかもしれませんが、
食べ始めたら無くなるまで手が止まらくなります。
間違いのない美味しさ。早々になくなってしまうことも多いです。
見かけたらぜひどうぞ。

ヤマメの黄金揚げを通り過ぎ、事務所へ・・・
ん?



ああlっ!!


ああ!!
これは、なんと。
あれじゃないですか!!


およそ一年ぶりに姿を現したのは、ダチョウの卵です。
昨年の夏から出品がなく、ようやく、ようやく、お店に並びました。
時々問い合わせもあり、今か今かと待ち続けておりました。

話題性は極めて高いダチョウの卵ですが、
いざ調理となると鶏卵のように簡単にはいきません。
とにかく「割る」。これをクリアするのがダチョウの卵のテーマです。
ハンマーなどを使い、少しずつヒビを入れるような感じで叩き、
破片を丁寧に取っていきます。割った部分がガタガタになっていると、
中身を空けた時に黄身が崩れてしまったりしますので、
綺麗に中身を取り出したいときはもっと丁寧にやる必要があります。

世の男子の心をくすぐって止まないダチョウの卵。
しかしその隣で厳しい視線を送る奥様方。
単に面白いからと安易に買ってしまうと、
こっぴどく怒られる可能性もありますから、
男子諸君、家族とよく相談してから買いましょうね。

お待ちしております。