こんにちは。担当の乃森です。
本日は朝から雨が降っています。
所によっては大荒れとのことで少し心配していましたが、
それほど強くは降っておりません。
ただ、夕方近くまで降り続くようですから、
お出かけには全く向いていませんね。
それではお店の様子です。
雨降りの時はお客様も少ないですが、
出品の方も・・・・ねえ、少なくなってしまうのが現実。
それでも朝からワラビと採って出品してくださった方がおります。
中竹(淡竹)とフキです。
中竹は孟宗竹ほどアクが強くないので、茹でるだけで食べられます。
ウワバミソウという植物ですが、「赤ミズ」または単に「ミズ」と呼ばれます。
ぬめりがあるので、細かく切り刻んでトロロ感覚で食べてもおいしいですよ。
数は少ないですが、種類はそこそこ。
わずか3束ほどですが。
山形の6月と言えばあれですね。
そうです。さくらんぼです。
まずはさくらんぼの季節の始まりを告げる「紅さやか」です。
熟してくると果皮が紫黒くなってきます。
「紅さやか」はさくらんぼの代表格「佐藤錦」の受粉樹として
多くの農園で植えられています。
さくらんぼは基本的に自家受粉で実をつけないので、
別の品種と混植して交配させて結実させるわけですね。
さらに言えば「紅さやか」自体も自家受粉で実を付けないので、
別のさくらんぼの花粉を必要とします。
なんだかとてもややこしいですね。
同じように朝日町特産のりんごも、
そのほとんどが自家受粉で実をつけることができず、
果樹の多くがこういった特徴を持っています。
さて、今年のさくらんぼはここ数十年で最悪レベルの凶作です。
本日から「紅さやか」が出てきましたが、
「佐藤錦」「紅秀峰」といった人気の品種はどのくらい数が出てくるでしょうか。
全くの未知数です。
まずは紅さやかをつまみながら、時期を待ちましょう。
お待ちしております。