2021年7月12日月曜日

「オカ」シリーズ

 こんにちは。担当の乃森です。

晴れています。
朝の段階では天気予報は雨。大雨注意報も出ていたような。
まあ晴れているに越したことはなのですが、
雨のあとの晴れ間は蒸し蒸しとするので、暑くて堪りません。
しかしながら本日の私は事務作業を抱えておりますので、
仕方がありません。冷房の効いた事務所にいるしかないのです。
事務仕事が片付いたら外の作業もしなければいけませんが、
残念ながらまだまだ事務作業がありますので、
嫌でも涼しい事務所にいなければいけないのです。残念だなぁ。

それでも一旦事務所を離れ、お店の様子でも見てきましょう。

ニンニク、ジャガイモです。


白菜、キャベツ、キャベツは尖頭型のものがありますね、
そして夕顔とニンジンです。


こちらは夏の定番コーナー。
ナス。


トマトが並びはじめました。


キュウリです。


梅です。
漬けようと思っていた方、残念ながら本日は赤シソの入荷がございません。


梅によく似ていますが、あんずです。


アスパラガス。


ズッキーニ。夏野菜カレーにもどうぞ。


シシトウ、ピーマン、カブ、インゲン、ササゲです。


こっちの方がよく豆が写っておりました。
インゲン、ササゲ、レタスがひとつ。


小松菜、モロヘイヤ、ツルムラサキですね。


オカヒジキと金時草です。


果樹の方も見てみましょう。
「ちよひめ」という名前の小ぶりの桃です。


スモモは「大石早生」というスモモです。


熟してくるとこのように赤く、赤というより赤黒くなってきます。
このくらいにまでなると、酸味もほとんどなくなり、甘味が前面に出てきます。
ただし果肉は柔らかいです。


ちょっと焼き物のコーナーをのぞいたら、花器が並んでおりました。
私にはとても縁遠いものですが、
私の祖母はそれは見事に花を生けていましたね。


いかんいかん。祖母の声を思い出してしばらくぼーっとしてしまいました。
極楽で(いると思うけど、まさか地獄にはいないはず)元気にやってるかしらん。

さて、こちらをご覧ください。
私も昨日初めてお目にかかったばかり。


中国から日本に伝わった「雲南百薬」という植物です。
「百薬」も名の通り、栄養価が高いと言われております。
そしてまたの名を「オカワカメ」と言うそうで・・・。


ぬめりや食感が「ワカメ」によく似ていることから、
陸(おか)のワカメ、「オカワカメ」と呼ばれるそうです。
そう言われると食べてみたくなりませんか?
本日の入荷は一袋のみ。どうしましょう私が買ってしまいましょうか。
うーん・・・・・
悩む・・・・・
うーん・・・
よし。来年家で育てよう。

ところで似たような名前、聞いたことございませんか?
先ほど私もその名前をキーボードで叩きましたよ。
こちら。


「オカヒジキ」です。
見た目が海藻のヒジキに似ていることから陸(おか)のヒジキ、
オカヒジキという名前になったそうです。
こういうネーミングのパターンってかなりありますよね。

今回のこの2つの場合は「オカ」+「海藻」というパターンですから、
絶対に他にもあるはずです。
探してみましょう。

ほら、やっぱり。ありましたよ。
なんだと思いますか?


「オカノリ」ですって。
葉を干したり、あぶったりすると「海苔」に似た香りがあるからですって。

ここまでくると「オカコンブ」っていうのもあるかもしれませんね。
「オカモズク」「オカアオサ」などいくらでも思いつけます。

あっ、これいいじゃないですか。
「オカウミブドウ」。
姿がブドウに似ていることで「海」の「ブドウ」と名付けられた
「ウミブドウ」によく似ている「陸」の植物。
「オカウミブドウ」。
もう訳が分からなくていいじゃないですか。
えっ?どういうこと?ってなります。
なんでこんなややこしい名前を付けたんだって怒りさえ覚えます。
ああ、どこかに「オカウミブドウ」の候補となる植物ないかしらん?

ああっ!! 発見しました。
これこそまさに「陸」の「ウミブドウ」。
これ以外にはあり得ません。


これからこれを「オカウミブドウ」と呼ぶことにします。
ちょうどいいのがすぐ見つかってよかった。

8月の下旬にはりんごの森でも「オカウミブドウ」が並びますよ。
お待ちしております。