2020年8月19日水曜日

驚き、桃、とくれば

こんにちは。担当の乃森です。
まずはこちらから。

==本日のりんご=========
・シナノレッド
・恋空
・ジェネバ
・スイートメロディ
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本日は終日晴れとなりそうです。
気温も高めですがそれほど暑いという感じも受けません。
お盆が過ぎればだんだんと暑さも和らいできますが、
それでもまだまだ暑い日が続きます。

ではお店の様子を見てみましょう。

長ネギが本日も山盛りですが、
本日は図らずも大・中・小といった感じで並んでおります。
たまたまです。



秋が近づくと今度はキノコの季節が始まります。
黄色いキノコは「タモギタケ」といいます。
流通量の少ない珍しいキノコです。


野生キノコの販売は原発事故以来厳しくなっており、
採集する方も販売する方も大変苦慮しております。

こちらは一面の赤。トマトです。


ニンニク、ジャガイモたちです。人参が一袋だけ出ています。


ジャガイモと夕顔ですね。


こちらはちょっと入り乱れております。
シシトウにピーマンに、パプリカもありますか、
大きなゴーヤーも見えますね。


小松菜とツルムラサキ。


ナス。


枝豆です。
ミョウガも少しあります。


豆類に乾物です。
焼き麩もありますし、乾燥キクラゲも並んでいます。


さて、りんごです。
シナノレッドが並びました。


こちらは恋空。


ジェネバとスイートメロディです。
ジャネバは酸味が強いですから、加工用にどうぞ。
ジュースが一番。


さあ、引力カレーは本日も脅威にさらされております。
隣には「山形芋煮せんべい」。
さらにそれを「あっぷるニュー豚 ポークジャーキー」が追従。
お客さんのカゴに入るのは果たして誰だ。



スモモは本日はわずかにこれだけ。
レイトソルダムというスモモも並びました。
名前の通り「遅くに出てくるソルダム」です。


そして桃はちょうど中間あたり。
まだまだ出てきます。

ずらっと一面に並ぶのは「まどか」です。
大玉の桃です。


こちらは「ワッサー」という桃。
桃とネクタリンの掛け合わせのようです。果肉の硬い桃です。


箱入りもずらりと並びます。


硬い桃ファンの皆さま、お待たせいたしました。
カチカチの硬い桃、「おどろき」の登場です。


通常ですと収穫後にしばらく置いて追熟させると、
実が柔らかくなり甘味も増す桃ですが、
こちらのおどろきは置いておいても実が硬いままです。

硬い
「白鳳」の枝変わりとされているので、
突然変異も突然変異、まさかこんなに実の硬い形質が生まれるとは
これを見つけた人も誰も思ってもいなかったでしょう。
「驚くほど硬い」ことから「おどろき」と名付けられたようですが、
私、少し思うところがあるのです。
ネーミングの妙というものは確かにあります。
私には桃に「おどろき」と名付けるような発想はありません。
しかし「驚くほど硬い」というところの「硬い」ほうではなく、
「驚く」のほうから名前を取るとは・・・。
センスといえばセンスなのでしょうか。

「おどろき」「桃」と聞いて、
何か思い出す世代の方もいるでしょう。
この「おどろき」が登録出願されたときが1989年の平成元年です。
ますます怪しくなってきました。
平成元年にガッツリ桃を栽培していた方となると、
完全なる昭和生まれです。
やっぱり。
「おどろき」「もも」と来ればつい口に出てしまう。
私が推測するに、このフレーズが頭に浮かんだのではないでしょうか。

「驚き桃の木山椒の木」

今の若い世代には絶対にわからないこのフレーズ。
「すごく驚いた」ことを表す語呂合わせのフレーズです。
間違いありません。
「驚き桃の木山椒の木だな」とか言っていたに違いありません。
本当の所を本人に直接問い正したいところですが、
全く面識もない方ですのでまず無理ですしね。

ただ、このフレーズが思い浮かんでしまう私は一体・・・。
いやいや、私はバリバリのへ、平成生まれですからね、
髪の毛だってフサフサですし、
「昭和?マジチョベリバ」とか言っちゃいますし、
「超やべー」とか日常会話ですから。
「男はつらいよ」で使われてたような古いフレーズなんて知りませんから。
渥美清なんてリアルタイムで見たこともありませんし、
タコ社長だって知りません。
佐藤蛾次郎はいい味出してたよなぁ。おっといけない。

暑い日が続きます。
熱中症にも十分気をつけて感染症に対する対策も怠りなく。
では本日も「うつらない うつさない」。
どうぞご安全にお越しください。