2021年3月17日水曜日

春のお彼岸、彼岸入り

こんにちは。担当の乃森です。
まずはこちらから。

==本日のりんご============
・無袋ふじ
・シナノゴールド
・スリムレッド
・ピンクレディー
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昨日の雨を引きずって、本日は曇りの一日です。
昨日ほどの暖かさもなく、寒いくらいの体感です。
すっきりしない一日です。

ではお店の様子です。
本日から春のお彼岸に入ります。お花をたくさんご用意しています。

供えてください

昨日に続き、残念ながら本日もバラ詰めりんごの朝の入荷はゼロです。


贈答用は少し出ていますが、


袋入りりんごも入荷は少なめです。



ピンクレディーも出ていますよ。


時期が時期だけに、出品されるりんごの数も減ってきました。
りんごも生き物ですから、いつまでも食べられるというわけではありません。
ジュースに変えたり、ゼリーに変えたり、
このようにりんごチップに変えたりして工夫します。



野菜の方も冬野菜から春の野菜へ変わっていきます。
ほうれん草、小松菜などが並びます。
アサツキも出ていますよ。
 

久しぶりに白菜が並びました。
雪に埋まって畑にそのままになっていた野菜たちもそろそろ出てきているでしょうか。


枝付きタラの芽です。
見るだけでも興味深いですね。


山菜の時季はもう少し先ですが、今出ているタラの芽だけでも天ぷらにして、
この際、そばは自分で打つ!!


ちょうどそば粉も打ち粉もございます。
私もいつかはそばを自分で打ちたいと思っているのですが、
それが実行されるのはいつのことか。
とりあえず・・・タラの芽の天ぷら、食べましょうか。

おおっと。やっと並びました。
随分と前にこのために場所を空けて待っていたのですが、ようやく並びました。
りんごの木の炭です。


今年の雪の量は尋常じゃありませんでしたから、炭焼きをしている会員さんも
除雪の仕事で手一杯。どうやら炭を作る時間ができたようですね。
朝日町ならではのりんごの木の炭です。使ってみてください。

さて、本日から春のお彼岸、彼岸入りです。
お彼岸といえばご先祖様へのお供えとお参りというのが現代のスタイルですが、
元々は仏教における修行の要素が強いものでした。
「彼岸」とは煩悩や苦しみから解放された地のことで、
普段我々が住んでいるところが「此岸(しがん)」と呼ばれるところです。
煩悩や苦しみにまみれた此岸から彼岸へ渡ろうという修行ですね。
「般若波羅蜜多(はんにゃはらみた)」という文言を
聞いたことがある方も多いでしょう。
「般若波羅蜜多」とは「完全なる智慧」というような意味ですが、
分かりやすく「彼岸へ渡る方法」などと紹介されることもあります。
漢字自体には特に深い意味はたぶんありません。
サンスクリット語を漢字表記に置き換えたものですから。
イチゴの「strawberry」を「巣都露部梨伊」とするような感じでしょうか。

というわけで本日から私は修行に入ります。
「完全なる智慧」を手に入れ、
煩悩のない、苦しみから解放された世界へと旅立つのです。
これは一日、二日では到底達成することは難しいですから、
ここは長期休暇を申請し、人里離れたところで静かに修行に励むしかありません。
ではさっそく静かな温泉旅館を予約して・・・・。

お待ちしております。