2021年3月20日土曜日

春のお彼岸、春分の日

こんにちは。担当の乃森です。
まずはこちらから。

==本日のりんご==========
・無袋ふじ
・シナノゴールド
・スリムレッド
・ピンクレディー
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朝の冷え込みは依然として冬のようですが、晴れる日も増え、
日中は暖かく過ごせる日もあります。
本日は朝から気持ちよく晴れています。明日は雨となりそうですから、
お出かけは本日がいいかもしれません。
ただ、感染症がまた増加傾向にありますので、
お出かけの際は十分に対策を行いましょう。

ではお店の様子です。
3月も後半に入っておりますが、まだりんごが出てきています。


ピンクレディーやスリムレッドもございます。


バラ詰めのりんごは出品が減ってきました。


珍しく本日はシナノゴールドのバラ詰めりんごが出ています。


さて、本日は春分の日。春のお彼岸です。
「寒さ暑さも彼岸まで」との言葉通り、これから日も長くなり、
より一層春を感じられそうです。

本格的な山菜のシーズンはまだですが、栽培もののタラの芽に加えて、
春の訪れを感じさせるものが並びました。


フキノトウです。


ほろ苦さがたまらない早春の味覚。うーん、まずは天ぷらでいただきたい。
東北地方では「ばっけ味噌」などと呼ばれる
フキノトウと味噌を合わせたものが作られます。
ごはんにもよく合いますし、お酒のお供にもぴったり。
我が家の近くでもボコボコとフキノトウが出てきているはずですから、
暇を見つけて取りにいきたいですね。
フキノトウは時間との勝負。すぐに花をつけたり、トウが立ってしまったり、
本当に今だけの味覚です。

そしてアサツキもたくさん並びました。
小松菜も出ています。


ほうれん草もずらり。


こちらはキウイフルーツですね。
国産は珍しいですよ。ましてや朝日町産。


豆類や乾物類も少なくなりました。


山形県ではお彼岸にアケビの料理が作られます。
ご先祖様がアケビの船に乗ってくると言われているそうで、
山形県の食生活と結びついた信仰であると思いますが、
山形県の中でも朝日町はアケビの栽培が盛んな地域です。

秋のお彼岸には採れたてのアケビを使って料理が作られますが、
春のお彼岸には乾燥させた干しアケビを使って作られます。


このような乾燥アケビを水で戻し、中にニンジンやゴボウなどを詰めて煮付けます。
フキノトウと同じようにほろ苦さが特徴ですね。

会員さんが調理したものもお店に出ています。


今から作るのはちょっと、という方はこちらをどうぞ。
食べたことがないので試してみたいという方もぜひどうぞ。

さて、本日は母ちゃん工房の「アップルパイ」がお店に並ぶ日ですが、
一心堂さんのアップルパイも出ていますよ。
食べ比べてみるのもいいですね。


本日の春分の日を境に、夏至の日まで日の長さはどんどん長くなっていきます。
明るい時間が増えれば人は外で動きたくなるもの。
さらに暖かくもなってくればなおのことです。
そのせいでしょうか。また感染症が増え始めています。
特にお隣の宮城県では爆発的に増加し、
県および仙台市独自の緊急事態宣言が発出されるまでになってしまいました。
直接的な因果関係はわかりませんが、仙台は東北を代表する都市です。
人口も多く、隣県や首都圏との往来も多いですから、
人の動きが活発になってきたことと関係はありそうです。
仙台との往来が多い山形県にも影響は少なからずあるのではないでしょうか。

りんごも森では引き続き感染症対策を講じながら、
営業を行ってまいります。
みなさまもどうぞ感染防止への取り組みにご協力ください。
ではお気をつけてお越しください。
お待ちしております。