2021年5月31日月曜日

さくらんぼは不作の見込み

こんにちは。担当の乃森です。

本日は穏やかな晴れの日となっています。
このような絶好の晴れの日に、
溜まっていた洗濯物を一気に片付けたいと思いつつも、
本日は出勤なのでそれも叶わず、
いつものように静かな月曜日の朝です。

静かも静か。
本日のお店の様子を見たら納得でしょう。
先週の「月曜日の宿命」を凌駕する出品の少なさです。
お天気はいいんですけどね。

では様子を見てみましょうか。
思えば明日から6月に突入です。山菜は終わりに入っています。
ワラビ、細竹、孟宗竹、入荷はこれだけです。




そして水煮タケノコが少し入荷しております。


他の野菜たちも出品はわずかです。
ニンニクの芽とズッキーニが新たに出てきました。
夏野菜への切り替わりが始まりましたね。


二十日大根、ほうれん草。


大きなリーフレタスが出てきました。


本日の生鮮品。以上です。
本当に出品が少ない・・・。

さて、明日から6月に入ります。山菜の時期が終わり、
6月と言えば山形県にとっては重要な「さくらんぼ」の時期に入ります。
しかしながら今年のさくらんぼは、ここ数十年の中でも最悪レベルの凶作見込み。
原因は開花時期の霜による雌しべの枯死と連日の低気温です。

稀に見る不作

見立てでは例年の3割減ということです。
なんだ3割くらいかと思う方もいらっしゃるでしょうが、
結実したさくらんぼ全てが商品として成り立つわけではありません。
いいものがあれば当然悪いものもあります。
特に贈答用となれば着色・形状、いいものを揃えなければなりません。
全体の量が少ない分、商品として通用するものも少なくなります。
スーパーなどでは事前予約をすでに停止しているところがほとんどです。

ここりんごの森でも状況は思わしくありません。
生産者さんたちの話を聞いても、やはり数は少ないようです。
朝日町はりんご農家さんが大多数を占めますから、
ただでさえさくらんぼの生産は多くありません。
りんご栽培だけで手一杯となり、
非常に手間のかかるさくらんぼの生産をやめてしまう方もいらっしゃいます。

果たして今年はどのくらい出品量となるでしょうか。
コロナの影響下でさらに天候不良。
悪条件が重なってしまいました。
心配です。